小樽市は、旧手宮線(旧日本郵船の裏)と北運河(北側・北海製罐本工場)に夜の明かりを置く実証実験を、2026年9月26日(土)から10月3日(土)まで行います。時間は日の入から24時ごろまでです。入場や申込についての記載は無く、公式サイトは「下の地図を参考に散策下さい」としています。
この記事は、小樽市の委託事業「令和版ロマネスクイルミネーション事業」の公式サイトと、小樽市のページ(2026年7月15日更新)をもとにまとめています。
いつ・どこで見られるか
| 期間 | 2026年9月26日(土)〜10月3日(土) |
|---|---|
| 時間 | 日の入〜24時頃まで |
| 場所 | 旧手宮線(旧日本郵船裏)/北運河(北側・北海製罐本工場) |
| 主催 | 小樽市産業港湾部観光振興室(小樽市委託事業) |
公式サイトには、日の入の時刻そのものは書かれていません。雨の日に明かりを置くかどうかも、実証実験については書かれていません。

地図で示されている歩く道すじ
公式サイトの地図(航空写真に書き込んだもの)には、明かりを置く2か所と、その間を結ぶ「回遊導線」が描かれています。地図の書き込みを順にたどると、次のとおりです。
- 旧手宮線:地図では「重要文化財旧日本郵船の裏手」と書かれた区間が、明かりを置く場所として色付けされています
- 回遊導線:地図の左端で旧手宮線から運河のほうへ上がり、北運河の岸に出る道すじが黄色で描かれています
- 北運河:地図では「北運河の船の停泊所(北側)」と書かれ、対岸に「北海製罐本工場(小樽市指定歴史的建造物)」があります。回遊導線は、船の停泊所に沿って地図の右のほうへ延びています
- 回遊導線の右端の近くには「ヤミー市」、運河の向こう側には「旧北海製罐第3倉庫」の名前が書かれています
旧日本郵船小樽支店の裏手と北運河の岸を、歩いてつなぐ形です。地図に距離や所要時間は書かれていません。
9/26は北運河のYummy市と重なる
北運河では、9/26(土)まで北運河ナイトマーケット「Yummy市」が開かれています(小樽市の北運河ナイトマーケットYummy市が9/19-26に開催)。公式サイトの地図にも、回遊導線の右端の近くに「ヤミー市」と書かれています。実証実験の初日の9/26は、Yummy市の最終日にあたります。
会場の一つの旧日本郵船小樽支店では、9/19・20に竣工120周年祭が開かれました(小樽市の旧日本郵船小樽支店で竣工120周年祭が9/19-20)。
何のための実験か
小樽市のページによると、小樽市は昭和63年から全国に先駆けて「ロマネスクイルミネーション事業」を行い、いまは歴史的建造物など6か所でライトアップをしています。市は、これらのライトアップが点在していて、観光客が夜に市内を周遊する仕掛けとして十分に機能していないとしています。
そこで、点在するライトアップを「灯」でつなぎ、夜に周遊できる環境を整えることを目指しています。市のページには、令和9年度からの基本設計や実施設計、整備工事の基礎とするため、令和8年度にグランドデザインと整備計画をつくると書かれています。今回の実証実験は、その作業の一部です。グランドデザインの作成は、合同会社scene2に委託されています。
公式サイトは、市が抱えてきた課題として、観光客の入込数が多い一方で宿泊客の延べ数が低いことを挙げています。ホテルの建設が進んで宿泊環境は良くなりつつあるものの、夜に楽しめる観光の中身が足りない状況が続いている、という説明です。
市民のワークショップでつくった行燈
この事業では、市民向けのワークショップ(全5回、小樽市民限定・30名程度想定・参加費無料)が開かれています。公式サイトによると、第1回(8月4日)では夜間景観の勉強会と行燈の制作を行いました。参加者には、行燈のガラス瓶の中に入れる「自分自身が小樽だと思う小物」の持参が呼びかけられ、その条件の一つに「3回目の実証実験にて約1週間屋外に放置しても大丈夫な物」とあります。第2回(9月1日)では、実証実験を行うエリアを最終決定したとされています。
第3回は、実証実験の期間中に集まって見学会をする回で、日時は9月30日(水)・10月1日(木)の18時30分(雨天時は10月2日(金))、場所は旧北海製罐第3倉庫前広場です。ワークショップは小樽市民を対象にしたもので、公式サイトには、当日の参加もできるが、人数が多いときは申込者を優先すると書かれています。第4回(11月5日)では、実証実験の報告会が予定されています。
アンケート
公式サイトには実証実験のアンケートが載っていて、回答の受付期間は9月26日(土)から10月16日(金)までです。
問い合わせ先
小樽市 産業港湾部 観光振興室
住所:〒047-0007 小樽市港町4番3号
電話:0134-32-4111(内線7266、7267、7450、7451)
出典:小樽市「ワークショップの開催(令和版ロマネスクイルミネーション事業)」
小樽市のほかの催しは、小樽市の記事一覧にまとめています。
情報源
アイキャッチ: 手宮線跡地の門(撮影 Yuichi Kosio/CC BY 2.0)
